明日への扉

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天国のラン太へ、ありがとう。

3月17日、我が家の愛犬『ランちゃん』が虹の橋へと旅立ちました。
余りにも突然の事でした。


約一ヶ月前の2月12日の午後、ラン太(私はこう呼んでます)が嘔吐しました。
犬が嘔吐するのは珍しいことではないのですが母曰く、その日はいつもとは様子が違っていたそうです。


翌朝、ラン太の様子が普通じゃない事が私にもすぐに分かりました。
じっと立ったまま目を閉じ、体が左右にフラフラと揺れています。
そのままバッタリと横に倒れてしまいそうな様子です。

すぐに両親が動物病院へ連れて行きました。
結果、腸閉塞ですぐに手術が必要で、それでも助かる確率は50%だと母から聞かされました。

午後1時から緊急手術。
家族みんなで病院へ行き、待合室で待機してると、助手の方が
「今からワンちゃん連れてきますね。でもすぐに麻酔をかけますので、声は掛けずにお顔だけ見せてあげて下さい。」
と言って、ラン太を抱っこして来ました。
ラン太は抱っこが大嫌い。それに人見知りが激しく、他人に抱っこされるなんてあり得ない事。
そんなラン太が抵抗する事も出来ずグッタリして抱っこされている・・・。
「もう、生きているラン太を見れるのはこれが最後かも知れない」
そう思うと涙が溢れてきました。

手術中、3人とも一言も喋る事なくひたすら祈り続けました。

午後3時、手術が終わりました。

ラン太のお腹から出てきたものは、綿に絡みついたプラスチックの破片でした。
綿は数年前に小屋に敷いていた布団、プラスチックの破片は庭に置いていた植物用のトレーだと思われます。
綿は消化されない為、胃の中に残り、年月を経て紐状になり、後から飲み込んだプラスチック片や木片が紐に絡みつき、胃や腸を傷つけるそうです。

幸い手術自体は成功し、あとはラン太の体力次第。

一旦、私たちは帰宅し、午後6時に面会に行きました。
拡張型心筋症という心臓の病気を持っているので、全身麻酔で心臓に負担がかかっている事が心配だったのですが、
自分に何か起こったのか理解出来ず、情けない顔をしているものの、案外元気そうでした。


3日間の入院の後、2月16日の夕方退院。
久しぶりの我が家が嬉しいのか、足取りも軽く庭を歩き回っているのを見て、
「良かった・・・もう大丈夫!」と安心しました。


3週間はドライフードは厳禁。
缶入りの療養食(a/d)を一日4回に分けて与え、おやつはプリンです。


退院翌日、午前中は調子良かったのに午後になってまた嘔吐。
食欲もなく、グッタリしているので夕方病院に連れて行くと、「胃を開いたので暫くは嘔吐しやすい」との事。
翌朝には勢い良くプリンを食べていました。
お腹が空けば、勝手口とリビング側の庭を行ったり来たりして吠えまくり、散歩の時は嬉しくてピョンピョン飛び跳ねる程になり、あとはドライフードが食べれるようになれば・・・と思っていた頃、また嘔吐するようになってしまいました。


3月12日再度病院へ。
先生は「もう12歳なので回復に時間がかかっているみたいですね。でももうそろそろドライフードをあげて大丈夫ですよ。こういう状態を暫くは繰り返すかも知れないので食事に薬を混ぜて下さい」と胃腸薬を処方して下さいました。


翌日の夕方には手術後初めてドライフードを食べたものの、次の日にはまた嘔吐。
遂には餌を見ると逃げてしまうようになってしまいました。
病院で先生が試しにあげたカステラにラン太が勢い良く食いついた事を母が思い出し、カステラをあげてみると食べるけど嘔吐を繰り返します。


3月16日、もうどうしたら良いのか分からず、夕方両親が再度ラン太を連れて病院へ。

病院から戻った母に「どうやった?」と訪ねると、母が
「今日明日って・・・」
と言ったんです。

暫く理解できませんでした。
今日明日って何が?
どういう事?


エコーで腎臓に異常が見つかり血液検査をした結果、慢性腎不全で自力で立っている事が不思議な位に、もうどうしようもないような状態で今日明日までの命。
最後は痙攣が起こるそうです。


信じられませんでした。
今まで大切に大切に我が家の家族として育ててきたのに。
まだ12歳なのに。
ラン太なら18歳くらいまでは生きるよね!と、つい最近まで話していたのに。
犬は言葉が喋れないから少しのサインも見逃さないようにと、少しでもおかしいと思う事があれば病院に連れて行ったり相談しに行ったり、ラン太の事には気を配ってきたのに。
それなのに、残された時間はあと1日しかないなんて。


翌朝4時、ラン太の声を聞いた父親が小屋に行くと苦しそうにもがいていたので、急いで玄関に布団を敷いてラン太を連れてきたそうです。

4時半、私の部屋までラン太のうめき声が聞こえ、母が「ランちゃんが死にそう」と、私を呼びに来ました。

横たわったラン太は、首を少しづつ動かし、家族みんなの顔をゆっくりと何度も見渡します。
痙攣が起こる度に、呼吸が止まり苦しそうにしているラン太をまともに見る事もできず、ただ「もう楽になっていいよ」「こんなに苦しむのなら、腸閉塞の時に助からなかった方が良かったのかも・・・」と何度も思いました。

9時半頃、痙攣の後、家族みんなに見守られ、ラン太は息を引き取りました。
安らかにとか、眠るようにではなく、本当に最期まで意識がある中、闘い抜き、力尽きました。


ランちゃん、頑張ったね!
もっと生きたかったよね・・・
やっと楽になったね
今までありがとうね!
たくさん思い出をありがとうね!

みんなでラン太を撫でながら声を掛けました。



翌日、かかりつけの動物病院の先生の知り合いが経営されているペット用の斎場(愛ペット・エデン:福岡県宮若市)で立会い葬をしていただきました。
人間の葬儀と同じ流れで、初めての事だったのでちょっとビックリ・・・。
従業員の方もとても感じが良く、気持ちよくラン太を見送る事ができました。


今はリビングにラン太の写真とお花と骨壺の入った骨袋と遺髪を置き、
「ランちゃん、おはよう!」「ランちゃん、行ってきます」「ラン太、おやすみ」と、みんな声を掛けています。
四十九日には、ラン太が父と登るのが大好きだった三日月山に家族みんなで登り、骨壺に入りきらなかったお骨を散骨し、骨壺は家の東側の庭にお米とお塩と神酒一合づつ、角の取れた石と一緒に埋める予定です。
お骨を庭に埋めると成仏できない・・・という話も聞きますが、大切なのは”ちゃんと成仏してほしい”と願う飼い主の気持ちだそうです。
骨壺はこのままリビングに置いておきたい・・・というのが私の本音なのですが・・・。


ラン太が虹の橋へと旅立って10日が過ぎました。
ラン太の「苦しいよ。もっと生きたいよ」と言っているかのようなうめき声、最期の姿、思い出す度に泣いてばかりで、ラン太に会いたくて、苦しくて仕方なかったけど、少しづつ落ち着いてきたような気がします。


でも、ラン太は最期の瞬間何を思ったんだろ?
もしかして
「ボクがこんなに苦しんでいるのに、みんなどうして助けてくれないの?」って思ってたのでは?
ちゃんと、みんなの気持ち伝わったのかな?
と、とても不安になりました。

ラン太の気持ちが知りたくて、犬に関するサイトを色々読みました。
そして、『犬の十戒』というものを見つけました。
その10番目に、このように書かれています。


最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送って下さい
「見ているのが辛いから」とか「私の居ないところで逝かせてあげて」なんて 言わないで欲しいのです
貴方が側にいてくれるだけで、 私にはどんなことでも安らかに受け入れられます
そして......どうか忘れないで下さい 私が貴方を愛していることを




ラン太も、こう思ってくれたかな?





私はもうワンコ(他の動物も含め)は飼わないと思いますが、ワンコの具合が良くならない場合は違った視点で診てもらう為にも、病院を変えてみるべきだったと思います。
慢性腎不全は中々発見しにくい病気ではあるようですが、先生は「こんなになるまで見つける事ができなくて申し訳ない」と何度も謝罪していたそうです。
日頃から母は少しでもラン太の様子がおかしいと、すぐに病院へ出向いて先生に相談していた為、先生は母の事を心配性だと思い、真剣に話を聞いていなかった事もあったそうです。
「もっと奥さん(母)の話を真剣に聞いていれば、もっと早く発見できたのに」と、先生自身も非がある事を認めて下さいました。
きっと先生もそうおっしゃるには勇気が必要だったと思います。
ラン太は助かりませんでしたが、先生にとってはこれも良い経験だったのではないでしょうか。
助かる命が増えるかもしれないし、助からないにしても飼い主に心の準備が出来る時間を与える事ができるかも知れません。

****************************************************


今回お世話になった、ペット斎場:愛ペット・エデンさん
http://www.ai-pet.net/

犬の十戒
http://www5.ocn.ne.jp/~select/Ten-Commandments.html


虹の橋

天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛し合っていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
・・・まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと・・・。

動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶように。
あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。

それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです・・・。


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| | 2010/03/30 13:27 | |

はじめまして。

ブログランキングからきました。
ランチャンお疲れ様です。
寂しいでしょうが、BLOGを拝見していて、
家族に深く愛されていたランちゃんは苦しみながらも、
感謝のおもいで虹の橋を渡られたのでは・・・。
また訪問させていただきます。

| きゅー | 2010/04/07 11:04 | URL | ≫ EDIT

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| | 2010/04/07 15:15 | |

きゅーさんへ

きゅーさん、ありがとうございます。

今でもラン太の最期の姿を思い出し、辛くなる事もありますが、
どこかに「犬は飼い主に最期の勇姿を見て欲しいと思っている」と書いてありました。
気が強いラン太らしい最期だったな・・・とも思います。
きっと今頃は天国で、食べたい物もたくさん食べて、元気よく走り回っていると思います^^

| あゆむ | 2010/04/07 20:26 | URL |

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